そもそも、仮想通貨とかビットコインって何なのにゃん？

仮想通貨は、インターネット上で使えるデジタルなお金何だよ！

現実の紙幣や硬貨とは違い、データとして存在するの。

だけど電子マネーとは違うのでどういったものか読んでみよう。

電子マネーと仮想通貨はじつはまったくの別物であり、
通貨の使い方や発行元、対応する法律まで異なります。

電子マネーとは、「電子データのやりとりで決済を行う決済サービス」の一種です。

つまり、電子マネーを使えば、現金を用いなくても支払いが通信（オンライン）で完結します。

電子マネーにはさまざまな種類があり、大きくは以下のように種別が分かれています。

• 交通系：電車やバスなどの交通機関で利用できる
• 流通系：スーパーやコンビニなどで利用される
• クレジットカード系：電子マネーとクレジットを連携させて利用する
• QRコード決済系：スマホとクレジットを連携させて利用する

電子マネーは国が発行するものではなく、企業により発行されています。発行社である企業が専用のICカードやスマホアプリを提供し、利用者はそれに法的通貨（円）をチャージすることで支払いに利用できます。

電子マネーがどういったものなのかは普段使ってるからイメージわくにゃん！

仮想通貨とは、暗号化されたデジタル資産で、別名「暗号資産」とも呼ばれています。

国家によって価値が保証されている法定通貨ではありません。

仮想通貨はインターネット上でやりとりされる電子データであり、物理的に実態はないものの、法定通貨と同様に、決済に使ったり送金したりすることが可能です。また、日本円やドルといった法定通貨と交換することもできます。

つまり、仮想通貨は財産的価値をもち、物やサービスを購入する決済手段として使用できるほか投資対象にもなりうるのです。

また、仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる取引履歴のブロックをつなげたデータベースにより管理されています。

ブロックチェーンは中央集権的なデータ管理ではなく、ネットワーク上にいる複数の利用者が分散してデータ管理する仕組みです。そのため改ざんの危険性が非常に低く、高度なセキュリティが担保されています。

もともとは仮想通貨（ビットコイン）の基幹技術として発明されたものですが、近年は金融機関や各種契約の分野での活用が期待されています。

仮想通貨って値下がり、値上がりとか聞くけど、持っておいた方がいいのよね？

私の感覚では株式投資と同じように利益を出すために持っておいてもいいのかな？っていうのが始まりでした。

仮想通貨を利用することでのメリット

1. 利益をを得ることができる

1つ目は、仮想通貨の場合は、購入時の価格よりも売却時の価格が高ければ、利益を得ることができます。これは電子マネーにはない特徴です。

2. 国や地域に関係なく利用ができる

2つ目は、仮想通貨決済に対応しているお店であれば、国や地域に関係なく利用ができる点です。

海外旅行の際にもビットコインなどの仮想通貨であれば、両替は必要ありません。

3. 国際送金ができる

3つ目は、電子マネーとは異なり、国際送金ができる点です。

ただし、ビットコイン（BTC）の場合、取引量が多くなったりすると送金に時間がかかってしまったり、価格があまりにも高騰すると送金手数料も高くなってしまう点には注意しましょう。

仮想通貨を利用することでのデメリット

1. 価格変動が激しい

1つ目は、価格変動が激しいことです。

法定通貨のように価格の維持を担う機関が存在していないため、短期間の間に乱高下を繰り返すことも珍しくありません。

2. 送金に時間がかかる場合がある

2つ目は、送金に時間がかかる場合があることです。

仮想通貨の種類によっては送金時間が早いものもありますが、例えばビットコインの場合は、ユーザーが増える中で以前と比べると送金に時間がかかってしまうケースも見られるようになっています。

3. 送金先を間違えると原則返ってこない

3つ目は、送金先を間違えると原則返ってこないことが挙げられます。

仮想通貨には銀行の組み戻し対応などはありませんので、一度間違ったアドレスに送金してしまうと、送金した仮想通貨を取り戻すことは困難です。

コインによって送金の方法が異なりますので、仮想通貨を送金する際には注意しましょう。

送金先を間違えると原則返ってこないなんて厳しすぎるにゃん！

仮想通貨を取り扱いたいのにこれから一体どうしたらいいにゃん？？

私のお友達が間違えて送金したことがあって（過去に取引したことがあるところ）

返ってきたというのを聞いたことがあるけど・・滅多にそんなことはないと思うので気をつけてね！

初めて取り扱う場合はわかりやすい日本の取引所から始めるのがおすすめ。

仮想通貨はブロックチェーンを通して送金される

ブロックチェーンとは

ブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、鎖（チェーン）のように連結して保管する金融取引履歴などで利用される技術のことです。

ブロックチェーンとは？わかりやすく解説

ブロックチェーンとは、ネットワーク上のコンピュータ同士が直接つながり、暗号技術を使って取引の記録を分散して処理・保存するための技術です。仮想通貨（暗号通貨）などでよく使われます。

ブロックチェーンの仕組み

ブロックチェーンでは、データが「ブロック」と呼ばれる単位で管理されます。このブロックを鎖（チェーン）のようにつなげて保存することで、「ブロックチェーン」と呼ばれるのです。

各ブロックには、直前のブロックの情報を表す「ハッシュ値」というデータが含まれています。もし過去のブロックのデータが改ざんされると、そのハッシュ値が変わるため、以降のすべてのブロックのハッシュ値も変更しなければなりません。これにより、ブロックチェーンで管理されるデータの改ざんは非常に難しくなります。

分散型台帳

ブロックチェーンは、複数の場所に同じデータを分散して管理するため「分散型台帳」とも呼ばれます。これにより、システムがダウンしにくく、高性能なサーバーも必要ありません。そのため、運用コストも低く抑えられます。

ビットコインとブロックチェーン

ブロックチェーンは、仮想通貨の一つであるビットコインを実現するために開発されました。ビットコインは、第三者を介さずにユーザー同士で直接取引が行われ、この取引履歴をブロックチェーンが記録しています。

ブロックチェーンの応用

ブロックチェーン技術は仮想通貨だけでなく、様々な分野で活用されています。例えば：

• スマートコントラクト：契約を自動化する仕組み
• トレーサビリティ：食品の生産から消費までの流れを追跡する仕組み

ブロックチェーンのメリットと課題

ブロックチェーンはデータの改ざんを防ぎ、システムのダウンを防ぐ特徴がありますが、いくつかの課題もあります。例えば、オープンなシステムで管理者が不在のため、悪意のある第三者に攻撃されやすいリスクがあります。また、取引の処理速度が遅くなることもあります。

これらの課題を解決するため、今後も技術の進化が求められています。

ブロックチェーンの技術は複雑ですが、その基本的な仕組みを理解することで、仮想通貨や他の応用例についてもより深く理解できるようになります。興味を持った方は、さらに詳しく調べてみると面白いですよ。

暗号技術とは？わかりやすく解説

暗号技術とは、ネットワーク間でデータを安全にやり取りするための技術です。例えば、ビットコインの取引の際に第三者にハッキングされてコインが盗まれたら大変ですよね？そこで、この暗号技術が安全を保証してくれます。

暗号技術があるおかげで、ビットコインの取引やブロックチェーンの仕組みが成り立っています。ですから、ビットコインは「暗号通貨」とも呼ばれているのです。

では、ビットコインの仕組みを理解するために重要な暗号技術を3つご紹介いたします。

仮想通貨の仕組みを支える3つの暗号技術

1. 公開暗号方式
2. 署名
3. ハッシュ

公開暗号方式

公開暗号方式は、ビットコインを安全に運用するための暗号技術です。これを理解するには、まず以前に使われていた「共通暗号方式」について知っておくとわかりやすいでしょう。

共通暗号方式は、暗号化する鍵と解読する鍵が同じものを使用します。例えば、鍵付きの扉や金庫のようなものです。しかし、遠くにいる相手に鍵を安全に渡すのは難しいです。途中で鍵を盗まれたり、失くしたりするかもしれませんし、ネットでこれを行うとハッキングのリスクもあります。

そこで登場するのが公開暗号方式です。この方式では、「暗号化する鍵（公開鍵）」と「解読する鍵（秘密鍵）」を別々にします。

具体的な流れは以下の通りです：

1. 暗号を受け取りたい人が「公開鍵」を送る。
2. 公開鍵を受け取った人が、それを使ってデータを暗号化して送り返す。
3. 暗号を受け取った人が、自分の持つ「秘密鍵」を使って復号化する。

こうすることで、「解読する鍵」を送る必要がなくなり、安全にデータをやり取りできるのです。公開鍵は誰にでも渡せますが、秘密鍵は個人で厳重に保管しなければなりません。

この仕組みは、ビットコインの取引やブロックチェーンの運用でも利用されています。

これで、暗号技術とその重要性が少しでもご理解いただけたでしょうか？